2007/11/04 (Sun) 現代社会における適材適所に対する考察

　さて。

　お久しぶりです。


　高校にもなると、（ウチの高校だけかもしれませんが）

　授業中に寝ている人とかいませんか?


　中には、家で3時くらいまで勉強して、

　学校で、ちゃっかり睡眠時間2時間ほどを確保するという、

　締め切り前の小説家みたいな昼夜逆転生活を送っている方もいるそうです。


　「そんなの本末転倒だ!」と嘆かれる先生方も多いと思いますが、

　オレとしては、オレのように勉強しない人間よりかは軽くいいかと思います。


　・・・。

　オレは、

　あさってあたりがウチの学校のテストなので、

　こういった「全然勉強してねぇよ」伏線を張ってしまう弱い人間なのです。



　さてさて、

　授業内容によってはクラスの4割が爆睡、

　残りのうち4割が睡魔との死闘を繰り広げ、

　残りのうち4割が別の授業の勉強をしていて、

　残りのうち4割が何も考えていない観察植物と化している場合があるのではないでしょうか。


　もはやこのくらいまで来ると、

　「クッ、次の一撃が終わったあと、いったい何人が戦場に立っていられるんだ?!?」

　って感じになります。


　もはや兵器。


　数年前、ロシアで劇場だったかが何か悪い人に占拠された事件がありました。

　多くの人を人質に取っていたので、なかなか攻めあぐねていました。

　そのときに軍が突入のときに催眠ガスををぶちまいたのですが、

　犯人を眠らせるための催眠ガスによって、

　逆に体が弱い子供とかが死んでしまったのです。


　そもそも、人間を眠らせるという作業には、大きな困難が伴います。

　薬の量が少なくては眠らせることはできないし、

　多いと逆に、神経とかが麻痺して死んでしまいます。

　実際、手術のときなどに使う麻酔に対して、

　的確な量を指示したりする職業として、

　医師の中に特別に「麻酔科」という専門家が設けられているくらいです。


　麻酔針とかいって、時計の穴とかから打ち込んでいるようじゃ、

　確実におっちゃんの体調の悪いときは死んでしまいます。

　小さな名探偵が、小さな殺人鬼になる瞬間です。


　何はともあれ、

　そんな難易度の高い「人間を強制的に眠らせる」という特殊能力のあるひとが、

　適材適所の観点から、

　軍の最終兵器とかに使われる日も近いのではないかと思いました。