2007/07/26 (Thu) アンパンマンについて②

　アンパンチはアンパンマンの必殺技として名高いですね。まれに一生懸命見ていると、アンキックがでます。これはアンパンチよりも破壊力が高く、ばいきんまんに対してはあまり撃つことがありません。
　さて、アンパンチの威力はいかほどなのでしょうか?

　これを考えるにあたって、二つの大きな手がかりがあります。
　１、飛んでいったばいきんまんが高い確率で自宅におちる。
　２、飛んでいった後に光る。

　2について、ばいきんまん自身が発光しているとは考えづらい、なぜなら彼はばいきんで、彼の仲間の多くは光に弱いからです。ここで考えられる最も大きな可能性とは、大気中を高速でふっ飛ぶことによる発火です。これはばいきんまんの表面の物質が何かによって、これが行われる速度が変わりますが、いずれにせよ、相当な速さ（マッハ１くらい）であると考えてもいいでしょう。ちなみに、テレビで移っているときはそんなに速そうに見えないと思った人もいると思いますが、物体が運動するときには加速度というものがあり、一瞬ではトップスピードになりません。「ばいばいき～ん」の「き～ん」のあたりで一気に加速して、全身がばらばらになるほどのエネルギーがかかって、その後耐えられなくなった体表が発火し光り輝くのでしょう。ちなみに、そんな威力でばいきんまんを殴ったら頭が吹き飛ぶのではないかと思った人もいると思います。ここでやっと「１、飛んでいったばいきんまんが高い確率で自宅におちる。」がでてくるのです。ここで俺が提唱するのは、ばいきんまんはアンパンマンの攻撃を回避するためにあえて自分から後ろに吹っ飛んでる、または、威力を緩和するために吹っ飛んでる説です。某テニス漫画の「波○球」で観客席まで吹っ飛んでいくよなプレーもこの現象です。アンパンマンに負けそうで、とてつもない威力のパンチが来ることをわかっていたら、今日はもうオレはだめだからその威力を利用して家に帰ろう、ということで、吹っ飛んでいくついでに発火しながら隕石のごとく帰宅していくのです。ある意味毎日満員電車で帰宅する大都市の会社員以上に過酷な帰り道ですね。だから、アンパンマンはアンパンチを打つ前に、大声で技名を宣告するのです。大事な戦友を失ってしまわないように････。