2007/07/28 (Sat) HB(ハッピー･バースデェイ)

　昨日は友人のO氏（とチラベルト元パラグアイ代表）の誕生日でした。

　参考に、三つの誕生日についての話をします。

昔の誕生日

　安土桃山以前の日本には、バースデェイケーキに変わるものがありました。それは今でも形を変えて残っています。いったいなんだと思いますか?昔は自分が生まれた日を祝いませんでした。数え年といって、1月1日
にみんな一緒に年をとっていました。そのとき、お祝いとしてもちを食べました。そう、これがお年玉の原型、そして昔のバースデェイケーキなのです。今は主に現金に換わっていますね。

ブルガリアの誕生日

　ブルガリアでは、誕生日に年を取る人がみんなにものをあげるそうです。逆ハッピーバースデェイですね。日本の文化からすればおかしいように感じるかもしれませんが、結婚式のふきでもの、じゃなかった、ひきでものと同じ原理だと思えばいいでしょう。次に友達が誕生日をむかえたら、搾取しつくしましょう。

うちの誕生日

　7回に一回くらいの確率で、家族の誰もが思い出さずにすぎるというイベントが起こります。誰が餌食になるかわかりません。これを防ぐためにみんなが「あ、そろそろ誕生日ジャン」とか複線を張りますが、神の見えざる手によって忘れられるときは必ず忘れられます。呪いですね。


　地域や時代によっていろいろなハッピーバースデェイがあることがわかりましたね。そしてこの話にオチがつかないこともわかりましたね。・・・。